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音周りのお話

[2012年5月18日 12:14]

こんにちは。
前作「罪」から引き続きサウンド全般を担当しました
小西です。

前作「罪」のサウンドは、
喜多條・小塚・小西のサウンド3K(今勝手に命名)
「うおー...ここのコード分からねぇ...」
「音埋まらねぇ...」
「Zzz...」
なんてバタバタしながら作ってましたが、
今回走り出しのサウンド面子は喜多條・小西の二人...

しかし、喜多條は10曲程作った後、
別ラインに華麗にコンバートされてしまい、
残ったのは小西一人と膨大な数の手つかず状態の曲だったわけです。

なんとかなるさ...

と思っていましたが...

なんとかなりました!まだ生きてます!(笑)

さて、そんなこんなで始まった罰のサウンドですが、
今回も前作同様、

・PS当時の音源をそのまま収録した「オリジナル」
・今作用に音源をリファインした「リミックス」

の二種類が実装されています。

リミックスに関しては
「基本的に原曲の雰囲気を壊さない」
という前作PSP用「罪」からのコンセプトは健在ですので、
オリジナルからのユーザーの方も安心して聞いていただけると思います。

ということで、
今作のBGMとSEについてちょいとお話しましょう。


「BGMの聞きどころ」というと
やはり新規OPアニメ用にアレンジしたOP曲ですが、
目黒から
「これぞペルソナ2!って感じでオリジナル版OPをアレンジにしてほしい!」
と言われ、かなり悩みました。

「ペルソナ2らしさ」と「新しさ」という部分を、
いい比率でまとめるという難しさもありましたが、
よくよく考えてみると「ペルソナ3」以降、
目黒以外のサウンド担当が「ペルソナ」と名の付くゲームの
OP曲を担当するのは初なんですね。
軽くというか結構なプレッシャーなわけです。

そんなプレッシャーもありつつ、
コンセプトとしては
「原曲に近づきすぎず離れすぎず」
というところを目指して作りました。

今改めて聞くと
「ちょっと置きに行きすぎたかなぁ...もっと冒険してもよかったかなぁ...」
なんて思いますが、この曲に限らず作った曲を後々聞くと毎回こう思うんですよね...。

あと、原曲にも入っている特徴的なオペラボイスは
最初はギターで弾いてみたりサンプラーで鳴らしたりしていたんですが、
「やっぱここは歌ってもらったほうがいいよね」
って話になりまして、急遽レコーディングってことになり、
ソプラノ歌手の朴 瑛実(ぼく てるみ)さんに歌っていただきました。

こういう雰囲気の歌を録る現場は初めてだったので、
ボーカルディレクションをどうしようか結構ドキドキだったんですが、
朴さんのおかげでさらっと終わっちゃいまして、
逆にスタジオの時間を余しちゃいました...スミマセン。


さて、サウンドのもう一つの要素「SE」ですが、
今作は前作と異なり、システムSE含め、
ほぼほぼオリジナルのSEが実装されています。
メニューを開くあの音や、メッセージを送るあの音も、
当時のまま再現してありますよ。

これらSEやオリジナルのBGMの再現には前作同様、
当時の開発機材が動く旧型Macさんが活躍してくれました。
「このMacが壊れる」=「小西の死」を意味するので、
サウンドブース内の風通しが良い場所に、
VIP待遇で設置してあったのは言うまでもありません。

HDDがガリガリ言いだしたり、
固まったりすると冷や汗ものですね。

なんとかこのプロジェクトも無事終わり、
やっと休ませてあげられるかと思いきや、
別のプロジェクトで引き続き老体に鞭を打たれているようです。


と、まぁ色々書き始めるとキリが無いですね...
この辺りにしておきましょう。

というか、こんなにまとめて書いちゃっていいんでしょうか?
もう次は書くネタ無いっすよ...>オーハタさん

ということで、
PSP用「ペルソナ2 罰」発売ですね!
皆さん、本体の充電はOKでしょうか!

ではでは。
またどこかでお会いしましょう!

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