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初出し動画とか開発裏話とか

[2012年5月16日 11:18]

こんにちわ、はじめまして。
PSP用「ペルソナ2 罰」でメインプランナーをやらせていただいた
南部綾一と申します。
具体的な仕事の内容としては、PSP用ソフトとして発売するにあたっての全体的な仕様の見直し、
必要に応じた仕様書作成やトラブルが起きた時の対応などを主に行いました。

今回ブログを書く機会を与えられたので、
本作の魅力を、開発裏話を交えつつお伝えしてみようかと思います。

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まずは本作で目指した方向性について。

今作PSP用「ペルソナ2 罰」は「前作」と呼べるものが2つあります。
ひとつはオリジナル版であるPlayStation用の罰、もうひとつはPSP用に昨年発売した「ペルソナ2 罪」。
PSP用罰はこれらの良かった部分をチョイスして実装し、更に快適性を増す仕様修正を行い、
ペルソナ2の集大成と呼べるものを目指しました。

ここではその仕様修正のひとつ、バトル演出をシンプルにした際の
速度アップについて説明させていただこうかなと。
百聞は一見にしかず、と言うことでまずは動画をどうぞ。

......速いですよね、すごく。

本作の魅力の一つに「多彩なペルソナを育成してキャラを強くする」というのがあるのですが、
それをやり始めるとどうしてもたくさんバトルをすることになります......
が、このバトル速度なら以前より遙かに短い時間でその楽しみを味わえるかと思います。
思う存分、ペルソナを育てまくって魔晶変化させまくってパーティを強化していって下さい。

......まあ速すぎて「気がついたら死んでいる」なんてことがあるかも!
と言う意見もあったりしますが、それはそれでアトラスらしいかなということでひとつ。

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さて、続けて本作の魅力について触れていくと、やはりシナリオですかね。
いやーこのゲーム、シナリオすごく良いですよね......
開発者が他人ごとみたいに言うのも変な話なのですが、シナリオ自体は12年前に完成しているわけでして。

本作を開発するにあたって、当たり前なのですが最初の仕事は「元のゲームをプレイする」になるわけです。
そこでPSP罪→PS罰とプレイしたのですが、フツーにストーリーにハマって本気で遊んでいました。

ペルソナ2はなんとなく「暗めでシリアス」と言う印象を持っていたのですが、
プレイしてみたら全然そんな事は無く、むしろ明るい、(というかギャグ満載!?)
それでなおかつ熱いところは熱く、シリアスなシーンはかっこよく決める!
個人的にはパオフゥがお気に入りです。人気キャラなのも納得のシブさ。

開発にあたっては、このシナリオを最大限ストレス無く楽しみ味わえるように、
を心がけましたので、期待していただければと思います。

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えーと、シナリオについて書いたら、次はシステムですかね。
また開発手順的な話をすると、原作ゲームをクリアしたら、
次はオリジナル版の製作データを覗いてスクリプトの仕組みなどを
調べて調べて調べ尽くすのですが、これをやって思ったのは

「うわ......すげー大変ことやってるな......」

このゲーム、ウリの噂システムを主軸に、すごい数の遊び要素が組み込まれてるんです。
悪魔と話して噂を流してもらったりとか、悪魔とペルソナが勝手に話し始めたりとか、
噂で武器やスキルの強さが変わったりとか......


自分はこれまで、アトラスで結構な数のタイトルに関わらせて頂きましたが、
どのラインにいても確実に1回以上

「えー今からそこ直すんすかースゲー時間かかって大変すよ!」

と言いたくなるタイミングがあります、言えませんけど。てか言いませんけど。
「やったほうが面白くなる」ことがわかっているので。
そんな訳で毎回苦労するハメになるのですが、今回「ペルソナ2 罰」のデータに触れて

「あー昔からこういう会社なんだなーこういうところが
いわゆる『アトラスクオリティ』を支えてるんだなー」

と、改めて実感いたしました。
今のところ自分が関わったゲームは、どれもユーザーさんに高い評価を頂いていることもあり、
この作品もその内の一本に加えることができれば、と思っております。


......盛大に話がそれた気がしますが、そんなわけで、本作はシナリオだけじゃなく
ゲームシステムにおいても遊びがいのある作品になっているかと思います。

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最後に、皆さんが一番気になっているであろう新規シナリオについて。
当初は昔「イベント作成のプロ」と呼ばれたこともある
自分がイベントを作る予定だったのですが

「リメイクタイトルは元の作品を好きな人が作るといいものができる!」

という話を目黒ディレクターから聞いて、新人育成も兼ねて伊藤に振ってみることにしました。
何しろ彼は「ペルソナ2が大好き!」と言う点を買われてラインに入った男。
適任という他ありません。

結果、見事に期待に答え、良いイベントを作ってくれました。
当然自分がチェックを入れ、演出の弱い部分などには手を入れ修正したのですが、
その後も暇さえあればスクリプトを細かくいじっていたので、
ファンの方にも納得していただける出来になっているかと思います。

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長々と書き連ねて参りましたが、これで本作の魅力が今まで以上に伝わったかと思います。
本作は、オリジナルの罰が大好きな方も、PSP用の罪からペルソナ2に触れた方も、
どちらも楽しんでいただける作品になったと思いますので、よろしければ遊んでみてくださいませ。

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